Genba Kotoba Quest

現場日本語の学び方

現場で使うことばは、一度見ただけでは定着しません。単語カードで意味を確認し、4択クイズで思い出し、覚えていないと感じたことばだけを単語帳に残す、という流れが有効です。実際にアプリに収録されている単語カードを例に、この流れを説明します。

実際のカードで見る学習の流れ

「建設」分野に収録されている「墜落(する)」という単語カードを例にします。

墜落(する)(ついらく・する)

Terperosok

開口部(かいこうぶ)から墜落(ついらく)した
Terperosok ke lubang.

4択クイズの選択肢(アプリに実際に収録されている選択肢)

  • Terperosok(正解)
  • Faktor/Penyebab
  • Kondisi bahaya/Gerakan bahaya
  • Konfirmasi
  1. 単語カードで意味を確認する。「墜落(する)」の読み、インドネシア語訳、例文をカードで確認します。
  2. 4択クイズで思い出す。 上のような選択肢から正解を選びます。「危険な状態」「原因」のように意味が近い語が混ざっているため、なんとなくではなく意味を理解して選ぶ必要があります。
  3. 覚えていないと感じたら単語帳に追加する。 正解・不正解にかかわらず、自分がまだ覚えていないと感じたことばを、答え合わせ画面の「単語帳に追加」ボタンで選んで残せます。間違えた語が自動的に保存されるわけではないので、本当に復習したいことばだけを自分で選べます。
  4. 単語帳から復習する。 保存したことばだけをまとめて見直せます。単語帳の情報は端末内に保存され、外部サーバーには送信されません(詳しくはプライバシーポリシー)。
  5. 現場で聞いた語と結びつける。 アプリにある語と、実際に聞いた語を結びつけて覚えると定着しやすくなります。

なぜ「間違えたら自動保存」ではないのか

クイズの正解・不正解は、選択肢の並びや当てずっぽうにも左右されます。間違えた語をすべて自動的に単語帳へ入れてしまうと、本当に覚えていない語と、たまたま間違えた語が混ざってしまいます。Genba Kotoba Questでは、学習者自身が「これは覚えていない」と判断したことばだけを単語帳に残せるようにしています。

学習の例として使われることば

以下は、単語カード→4択クイズ→単語帳という流れの中で実際に使われることばの例です。分野を選んでから学習を始めると、このような業種特有のことばに絞って練習できます。

日本語インドネシア語使う場面(例文)注意点
墜落(する)
ついらく(する)
Terperosok 開口部から墜落した
Terperosok ke lubang.
「落下」「転落」など似た意味の語と使い分けが必要な安全語彙です。
挟まれます
はさまれます
Terjepit 機械に手が挟まれました。
Tangan saya terjepit mesin.
事故報告で使う過去形の形とセットで覚えると実用的です。
定時
ていじ
Tepat waktu 今日は定時に帰る
Hari ini pulang tepat waktu.
安全語彙ではありませんが、勤務時間の会話で頻出することばです。

出典:Genba Kotoba Quest「建設」「工業製造」分野の単語カード(アプリ内に実際に収録されていることば)。教材の作り方は教材作成方針をご覧ください。

1回の学習時間

長時間まとめて学ぶより、5分から10分を毎日続ける方が実用的です。仕事前に数語をカードで確認し、休憩中にクイズで思い出し、帰宅後に単語帳を見直すように分けると続けやすくなります。

安全に関わる語は優先する

「危ない」「止めて」「触らないで」「避難」「墜落」「挟まれます」のような語は、意味を間違えると事故につながる可能性があります。作業名や道具名と同じくらい、安全に関わることばを優先して覚える必要があります。

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